毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現 |
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日替わり ひとことENGLISH |
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431 Now you're talking. (そうそう, そう来なくちゃ。) 「ラーメン食べて帰らない?(Hey, you want to eat ramen on our way home?.)」「いいねえ。(Now you're talking.)」という具合に相手の提案・話に乗るときの表現。 432 I know what I'm talking about. (それは私の専門です。; そのことはよく知っています。) 自分にはあることに関して知識や経験があるということを伝えたいときに使う表現です。 知識は正規の教育を受けて身につけたものでなくても構いません。 例えば通販で買った健康器具を試した感想を伝えることでもよいのです。 「おかしなことを言い出すヤツだなあ」という不審に思われたときに自己弁護のように使うこともできるし , 「自分は知識・経験があるんだぞ」と一発かましたいときにも使えます。 なおこの前に「信じてください」という意味で Trust me とか Believe me を添えることがあります。 433 Look who's talking. (自分のことを棚に上げて人のことを言える立場ですか。; よくそんなことが言えますね, あなたも同じじゃないですか。 ) 人の批判をしている人が実は同じように批判される立場である場合に言う表現です。 You're a fine one to talk. とか You can talk! (または You should talk! )でも同じ意味になります。 434 Talk to the hand. (あなたの言葉など聞きたくもない) これは比較的新しい米語の表現で,俗語の域を出ていないため一般的な辞書には掲載されていません。 「俺に話しかけるのではなく手にでに話していろ」という意味で, 相手とのコミュニケーションを拒絶したいときに使います。 わざと相手に不快な思いをさせるときでも, 逆にこちらが相手の言葉で不快感を持ったときでも使えます。 なおこれを使うときは手のひらを相手に向けて突き出しならが言うというお決まりのジェスチャーがあるようです。 さらにこのあとに 'cos the face don't wanna hear it anymore(なぜなら顔がもうそれを聞きたがっていないから)とか 'cos the face don't wanna know (なぜなら顔が知りたがっていないから)とか 'cos the face ain't listening (なぜなら顔が聞いていないから)のような文句を付け足すこともあるようです。 'cos = because don't = doesn't wanna =want to ain't = isn't というようにわざと崩れた英語を使うのもお決まりのようです。 相手から侮辱を受けたときの反撃になるとともに, 相手に侮辱を与えることにもなるので使用には注意が必要です。 気心の知れた米国人の友人に戯れに使う程度にした方が無難でしょう。 435 What are you talking about? (何言っているのですか。 話が見えません。) これは日本語,英語ともにまったく同じ発想なので使いやすいでしょう。 単純に言っていることがわからない場合も, 相手がバカなこと, 腹立たしいことを言ったときに, その苛立ちを表したい場合にも使えます。 436 I'm talking to you! (聞けよ) こちらが話しているのに相手が注意を引いてくれないときの怒りの表現。 逆に「君になんか口きいてないよ。」と悪態をつく場合は I'm not talking to you. となります。 これを過去形にして I wasn't talking to you. となれば 「君に言ったんじゃないよ。」となりますが, 悪態をつくのではなく, 誰か別人が自分に対して言っていると勘違いした場合にも使えます。 このときは I'm sorry. I wasn't talking to you. 「すいません, あなたじゃないんです。」と言えばいいでしょう。 例: "Idiot!" "What did you say?" "Oh, I'm sorry. I wasn't talking to you. I was just talking to myself (I was thinking aloud)." 「ばか。」「何ですって?」「すいません。 あなたに言ったんじゃなくて独り言です。」 437 taste (趣味, 好み, センス) ことわざ There is no accounting for tastes. (人の好みは説明できない=蓼食う虫も好き好き)で有名な taste は「味」ではなく「趣味, 好み」です。 You have good(bad/poor) taste. 「趣味がいい(悪い)ですね」 とか I don't like his taste. 「彼の趣味はどうもね」と使っていけばいいのです。 それぞれ in music / clothing / friends (音楽の/服の/友達の)などを続けることもできます。 438 It leaves a bad taste in my mouth. (後味が悪い) 文字通り食べたり飲んだりした物の後味が悪いという意味と, 比ゆ的な意味での後味が悪いの2つの意味があります。 主語は具体的な名詞を置くこともできます。 bad 以外にどのような形容詞が使われるか "leaves a * taste" で google を使い検索してヒット数を見ると以下のようになりました。
例: The rudeness of the employee in the restaurant left a bad taste in my mouth . そのレストランの従業員が無礼だったので後味の悪い思いがした。 439 That'll teach 〜. (思い知る, 教訓になる, 薬になる; いい気味) 〜には me, you, him など人が来ます。 また That'll teach me/you/him to 不定詞 の形をとると「〜するからこんな目にあうのだ, これを教訓にして〜しないようにしよう」という意味になります。 例1: I have a stomache. That'll teach me to eat an egg laid a year ago. 腹痛がする。 1年前の卵を食べるからこうなったんだ。 例2: This evening I ate out alone , with couples sitting around me. That'll teach me to go out on Christmas Eve. 私は今日の夕方周りにカップルが座っている中で1人で外食した。 これを教訓にしてクリスマス・イブは外に出ないことにしよう。 例3: You've got a parking ticket? That'll teach you not to park in the toll parking lot. 駐車違反の切符を切られたって? 有料駐車場に停めなかったからそうなるんだよ。 いい薬になったね。 440 I'll tell you what. (こうしよう。 ;あのね; いいたいことがある; 実は ;) 提案したり, 話を切り出すときの表現。 I tell you what と現在形になったり, 動詞の原形の部分から始めて Tell you what となることもあります。 |