毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現 |
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日替わり ひとことENGLISH |
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261 sadly (悲しいことに;呆れるほど) Sadly が動詞にかかると「悲しげに」(例: He sang sadly. 彼は悲しげに歌った。) 文全体を修飾する場合は「悲しいことに」。(例: Sadly, he didn't sing. 悲しいことに彼は歌わなかった。) さらに形容詞を修飾すると「呆れるほど」という意味になります。 (例: He is sadly lacking in oritinality. 彼は呆れるほど独創性がない。) 262 Have a safe journey. (道中ご無事で) ただ A safe jounrey としてもよいし, I wish you a safe journey. としてもOK。 さらに a safe journey home とすれば帰路の無事を祈ることになるし a safe journey and return とすれば無事に旅をして帰ってくるようにということになります。 263 play (it) safe (冒険しない; 安全に暮らす; 安全に使う) 語源はポーカーなどのカード・ゲームで冒険せずにプレイする, ではないかと思われます。 したがってスポーツ関係で使うのはもちろん, マッチの扱いからインターネットの使い方まで, 日常生活で安全に暮らして行く意味で使われています。 ところで文法的に分析すると safe は形容詞で「安全にプレイする」のように動詞 play を修飾しているのではありません。 叙述的・補語的に使われ, 直訳すると 「それが安全・無事であるようにプレイする」くらいの意味です。 同じような使い方に I saw her safe home. (彼女の無事を見届けて家まで送る)があります。 例1: He was a pretty fair hitter, but no team wanted him. He played it safe, so that was the very reason he couldn't be a successful baseball player. 彼は非常にフェアな打者だったがどのチームも彼をほしがらなかった。 彼は冒険せず, それが野球選手として成功できなかった理由であった。 例2: Children should be taught how to play safe with the Internet. 子供達は安全にイターネットを使う方法を教わるべきだ。 264 Same here. (私も同じ物を注文します。/私も同様。) レストランなどで注文するとき, あなた以外の人が言った品物と同じ物を注文するときの表現。 また相手の言った事を受けて「私も同じく思う」などの意味になるときにも使えます。 つまり Me, too. と同じです。 例1: (At a restaurant) "Can I have a coffee?" "Same here." "OK. Two coffees coming up!" (レストランで) 「私はコーヒー。」 「私も。」 「かしこまりました。 コーヒー2名様!」 265 Same difference. (大差ない。 同じようなものだ。 ) 行動や言い方などが違っても結果は同じだという意味。 例えばバスを15分待っているのと, バスを待たずに歩いて20分かけて行くのでは, 結果的に同じ時間に目的地に着くというようなのが same difference です。 「だからどうした」という反発の気持が含まれることがあります。 例: Is she a stalker or a fan of the singer? Same difference. 彼女はストーカーなのかそれともその歌手のファンなのか。 どちらでも大差ない。 266 (pretty) much the same (ほとんど同じ ) pretty が「かなり」 much が「大いに」。 この2つの副詞に修飾されているので pretty much the same は「まったく同じ; ぴったり同じ」という意味になりそうですが, 実際はそうではなく almost the same や about the same と言い換えのできる「ほとんど同じ」の意味。 ( pretty much 自体が almost の意味で使われます。) 267 just the same (まったく同じ ) 前回の much the same に対し, こちらの just the same が「まったく同じ」という意味。 just に「ちょっと」という意味があるので「ちょっと同じ」というように思う方もおられるかもしれません。 much the same と just the same は意味が逆なような錯覚をしてしまうので注意しましょう。 なお下の例文の2のように Thank you just the same の形で, 相手の行為を断ったりしたあとで「ありがとう」と言うときにも使います。 268 all the same (まったく同じ; それでもなお, それでもやはり ) 前回の just the same と同じく「まったく同じ」。 他に「それでもなお」の意味もあります。 高校生で覚える単語では nontheless とか nevertheless に当たりますが, これらは堅すぎて口語的ではありません。 会話では all the same が圧倒的に多く使われます。 また下の例文のように but を伴なうことも多いようです。 なお例1の場合, この all は文字通り「すべて」の意味ととり, 「彼らはみな同じだ」という訳にもなりえます。 269 (the) same to you (そちら様こそ ) これを書いているのは8月の初めの真夏の盛り。 でも年末だと思ってください。 人と会って別れ際に「それではよいお年を!」なんて言いますね。 言われた方は「そちら様こそよいお年を」と言って返す。 ああいう状況で使うのが今回の表現です。 相手の幸せを願うだけではありません。 例えば「テメーなんか豆腐の角に頭ぶつけてくたばっちまえ」というような悪態つかれたときに「お前のもな」という言い返すのにも使います。 参考までにこの「豆腐の角に〜」の英語バージョンは Go and put your head in a bucket. (頭をバケツに突っ込みに行きな)とか Go and jump in the lake (湖に飛びこみに行きな)などらしいのですがどの程度一般的に使われているかは不明です。 270 (Do) you mean to say 〜? (まさか〜するということ?) 直訳すれば「〜と言うつもりですか」。 もちろん文字通りこの意味で使うこともできますが, 状況によっては不信感や驚きなどの気持を表すこともあります。 |