発音と綴りのルール (フォニックス) | |||||||||||||||||||||||||
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1 母音字の綴りの大原則 | |||||||||||||||||||||||||
綴りと発音のルール(フォニックス) トップページ (注) このコンテンツは中高生の試験に出題される発音問題の対策として作られています。 まず発音と綴りの大原則を覚えましょう。
ここで言うアルファベット読みとは a, i, u, e, o を[エイ][アイ][ユー][イー][オウ] というようにアルファベットとして発音することを言い, ローマ字風読みとは a, i, u, e, o を[ア][イ][ウ][エ][オ] というようにローマ字として発音することを言います。 しかし日本語と英語では発音が異なりますからローマ字風読みは正確な英語の発音ではありません。 正確に発音記号で表すと ![]() 具体的に例を示しながら説明します。 lake は -a- の後に子音字-k-が1つあり, それに母音字-e-が続いていて, 上の(1)にあたります。 このときはアルファベット読みなので a は[ei] と読むわけです。 一方 lantern は -a- の後に子音字 -n- と -t- の2つあります。 上の(2)にあたりますからローマ字風に発音して[æ]となります。 lad は -a- の後に子音字がありこの後に母音字がありません。 上の(3)にあたり, ローマ字風に発音して[æ]となります。 他の母音字も含めてまとめておきます。 V=母音字 C=子音字
ただしこれは原則と呼ぶには非常に例外が多いのです。 例えば secretary は[e] なのに secret は[i:]であるように。 結局英語は単語の発音を個々に覚えておくしかないということです。 がそれでもこの原則を知っているとその暗記も楽になります。 例えば bat に -ing や -er のような母音字で始まる要素を続けるときに batter や batting のように -t- を重ねているのはこの原則に基づくからです。 もし bater や bating だとすれば[ベイタ][ベイティング]となってしまうからです。 なお y と w と r は boy pay saw slow large course などのように, 母音字がこれらの前にあると子音字ではなく母音字と同じ扱いになります。 このことはまた後で触れます。 ![]() 練習問題 上記の分類法にしたがって, 次の太字の音が「アルファベット読み」か「ローマ字風読み」か推測してください。 各語をクリックすると wav ファイルが開きます。 (1) Danish (2) stigma (3) diabetes (4) begrime (5) locomotive (6) tractable (7) metric (8) cobblestone (9) tundra (10) futile ![]() 答え (1) アルファベット読み (2) ローマ字風読み (3) アルファベット読み (4) アルファベット読み (5) アルファベット読み (6) ローマ字風読み (7) ローマ字風読み (8) ローマ字風読み (9) ローマ字風読み (10) アルファベット読み ![]() 発音記号の読み方・発音のしかた 母音編 発音記号の読み方・発音のしかた 子音編 母音字と発音の大原則 母音字+r の原則 発音とつづりのルール(フォニックス)母音字編 -a- -ar- -al- -ai- -ay- -air- -au- -aw- -ae- -aer- -ao- -aor- -i- -y- -ir- -ie- -ye- -ier- -io- -ior- -ia- -iar- -iu- -u- -ur- -ui- -uy- -uir- -ue- -uee- -ueer- -uea- -ua- -uar- -e- -er- -ea- -ear- -ee- -eer- -ei- -ey- -eir- -eu- -ew- eau- -eur- -eo- -o- -or- -oa- -oar- -ou- -ow--ough- -our- -oo- -oor- -oi- -oy- -oir- -oe- 発音とつづりのルール(フォニックス)子音字編 フォニックス・トップページ |