昨今の全国の公立高校入試問題や中学校の定期試験の発音問題はリスニングが中心になっています。 それに対して一世代以上前の中学生，つまり現在の中学生・高校生のご両親以上の世代ですと，　発音問題の中心は「下線部の発音と同じ発音を持つ語を選びなさい」のような指示のある，　綴りから発音を区別する問題でした。　

発音と綴りの関係を知らないと，　個々の単語の発音に注意が行かず曖昧な発音のまま単語を覚えたり，　綴りから未知の単語の発音を察することができなかったり，　綴りを覚えるのが苦手になる原因となります。　また発音記号を知る機会も持てません。