回答:
文法的には O と C の関係が能動的なら原形か現在分詞, 受動的なら過去分詞を使うのですが, 使役動詞別にパターンに分類するといいでしょう。
(1) let は +O+原形 の1つだけです。 意味は「Oに(許可)〜してさせる」
(2) make は +O+原形 と +O+過去分詞 の2つあります。
原形が来るのがふつうです。 意味は「Oに(強制)〜させる」
過去分詞は make oneself understood 「外国語などで話が通じる」 と make oneself heard 「声が通る」 の2つの熟語で使うだけと考えればいいでしょう。 これらは直訳すると「自分自身を理解されるようにさせる」「自分自身を聞かれるようにさせる」という意味です。
(3) have は +O+原形 と +O+過去分詞 と +O+現在分詞 の3つあります。
+O+原形 は 目的語と補語の関係が能動的になっています。
具体的には目的語に「人」が来ます。 意味は「(人)に〜してもらう」 例: I had my
friend repair my
bicycle. 私は友達に自転車を直してもらった。
+O+過去分詞は目的語と補語の関係が受動的になっています。
具体的には目的語に「物」が来る場合がほとんどですが意味によっては「人」も来ます。 意味は「(物・人)を〜してもらう」「(物・人)を〜される」 例:
I had my bicycle repaired by my friend. 私は友達に自転車を直してもらった。 I had my
bicycle stolen yesterday. 私は昨日自転車を盗まれた。 She had her baby carried to
the hospital. 彼女は赤ちゃん病院まで運んでもらった。
+O+現在分詞 は口語表現で can't (won't) have +O+現在分詞 の形で使い 「Oに〜するようなマネはさせない」という喧嘩腰の意味合いになります。 例: I won't have you
using my bicycle again. 私はお前に二度と私の自転車は使わせないぞ。
おわかりになりましたでしょうか。
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