毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現 |
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日替わり ひとことENGLISH |
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071 No hard feelings. (悪く思わないでくれ;悪く思っていません) ケンカとか議論とかスポーツの試合とかの後で friendly になろうというときに言う言葉。 負かした方から言ったり, 詫びてきた相手に対して言ったりと, 双方で使えるのが変わっている表現。 例1: "I am sorry for the behavior towards you last night." "Oh, no hard feelings." 「昨夜の君への態度はすまなかった。」「いいんですよ。 悪く思っていませんから。」 例2: (after the game)"I won! No hard feelings." "That's all right. I'll beat you next time." 「悪いね,勝っちゃって。」「いいですよ。 今度は負かしてみせますから。」 072 first thing (朝イチに; 何はさておき) 「朝(morning)」という言葉こそないけれど発想は日本語と全く同じく副詞的に使って「朝一番に」または「何はさておき始めに」 という意味の表現。 私の場合, 半分寝ながら徹夜でサイトの更新作業することもしばしば。 だから私が朝イチにするのは。。寝ること。 例1: I will call him first thing tomorrow. 私は彼に明日, 朝イチで電話するつもりだ。 073 That's the first I've heard of(about) it.(それは初耳だ) That's the first I knew about it. (それは知らなかった) も同じ。 皆が知っていることを知らなかったという場面で使うようで, 「なんで教えてくれなかったんだ」という不快感を伴なうこともあるみたいです。 例:The meeting was canceled? That's the first I've heard about it. ミーティングは中止になったって。 聞いてないよ,そんなこと。 074 Feel free to 動詞の原形. (どうぞ遠慮せずに〜してください) Feel free だけなら相手の依頼に答えて(どうぞ遠慮せずに; お役に立てれば嬉しいです)という感じに。 例1:Please feel free to ask me any questions. どうぞ遠慮せずに質問してください。 例2:”Will you do me a favor?""Feel free. What is it?" 「頼みごとがあるのですが」「いいですよ。 何ですか。」 075 Famous last words. (随分自信があるんですねエ) 相手が自信ありげにあることが起きるとか自分ならあることができるとか言ったときに返す言葉。 文字通りには「有名な臨終の言葉」でウエッブ上にはこの手の言葉を集めたサイトも少なからず存在します。 自信たっぷりに言う人間に「臨終の言葉ですねえ」と言う側も皮肉屋っぽい感じがしますが。。 例:"I'm very popular among girls, you know. I always get sick on Valentine's Day because I get too many chocolates . " "Famous last words." 「ボクは女の子にもてるんでね。 いつもバレンタインの日は気持ち悪くなるほどチョコレートもらうんだよ。」「おやおや,自信がおありで。。」 076 Oh, you flatter me.(お世辞が上手ですね) flatter は「心にもないことを言って誉める」というマイナス・イメージのある語。 だから「誉めてくれてありがとう」と言うつもりで Thank you for flattering me というと皮肉に聞こえてしまいます。 flatter は表題のようにしたり I am flattrered. のようにして使えば「誉められて嬉しい」くらいの意味になります。 なお良い意味でのお世辞は compliment で 「誉めてくれてありがとう」Thank you for your compliment . とか 「お世辞ではありません」 It's no compliment. などで使えます。 例: "Your picture is wonderful. I love it." "Oh, you flatter me." 「あなたの絵はすばらしいですね。 気に入りました。」「お世辞が上手ですね。」 077 Forget it.(気にするな; いや,いいんだ。なんでもない; うるさい) 口語表現の多義語という感じ。 こんな場面で使います。 (1)相手が謝罪したときに。 「気にしないで」 (2)相手が感謝したときに。 「どういたしまして」 (3)貸した物を相手が返して来たときに。 「よかったら取っておいてください。 私はいりません。」 (4)自分が言ったことを相手が「なんですって?」と聞き返したときに。 「いや,なんでもない」 (5)何か言いかけてそれ以上話を続ける気がなくなったときに。 「いや, いいんだ。 今の話は忘れてくれ」 (6)相手の要望を断るときに。 「お断りだ」 (7)相手の要望を満たすのが不可能なときに。 「そんな話無理だ」 (8)うるさいので質問や話をやめてもらいたいときに。 「もういい加減にしてくれないか」 例1: "I'm sorry." "Forget it." 「すいません。」「気にするな。」 例2: "Thank you for your help." "Forget it." 「助けてくれてありがとう。」「お礼なんか及ばないよ。」 例3: "When shall I bring this back?" "Forget it. You can keep it." 「いつこれをお返ししたらいいでしょうか。」「気にするな。 とってていいよ。」 例4: "I won't see you again.""Pardon? I can't hear you." "Just forget it." 「もう君に会うことはない。」「何ですって? 聞こえないんですけど。」「いやいいんだ。」 例5: "This song reminds me of my innnocent ... Well, forget it."「この歌を聞くと自分の無邪気な頃を… いやいいんだ。 なんでもない。」 例6: "Will you lend me 10,000 yen?" "Forget it. I will not lend you anything."「1万円貸してくれませんか。」「だめだ。 お前には何も貸さない。」 例7: "Pick me up at 7:00." "Forget it. I'll be at work."「7時に迎えに来て。」「不可能だね。 仕事中だよ。」 例8: "Why didn't call me last night?." "Well, just forget it, will you? I can't concentrate." 「なぜ昨日の夜電話してくれなかったの」「黙っててくれないか。 集中できないじゃないか。」 078 Words fail me.(言葉が出ない) 驚き,怒りなどで言葉に詰まったときの表現。 関連表現 I don't know what to say. なんと言ったらいいかわからない。 I am at at a loss for words. なんと言ったらいいかわからない。 I can't find the right words. うまい言葉が出てこない。 〜 is beyond words. (悲しみなど)は言葉で言い表せない。 I can't tell you how grateful I am. なんと感謝していいかわからない。 It is on the tip of my tongue. 思い出せそうなのだが出てこない。口から出掛かっている。 It has slipped my memory. 度忘れした。 例: What? ... Words fail me. え,なんだって... 言葉が出ない。 079 Forgive me, but ...(失礼ですが。。) 相手に無礼なことを言ったり頼んだりして相手が不快な思いをしそうだと思ったときに言う表現。 Excuse me と言い換えてもよい。 Excuse me の方が他の状況(呼びかけるとき, 人に道を譲ってもらうとき, その場を空けるとき)でも使えるのに対し, こちらは使う状況は限定的。 例: Forgive me, but you seem to have a prejudice against a man with a beard. 失礼ですがあなたヒゲ面の男を毛嫌いしているみたいですね。 080 Forgive my ignorance, but ..(こんなこと聞いて申し訳ないですが) 前回の変形。 Forgive my +名詞 の形を使いますがこの名詞は ignorance 「無知」の用例が圧倒的。 インターネットの世界でも掲示板で何か質問をするときによく見かけます。 例: Forgive my ignorance, but what is SMTP server? こんなこと聞いて何なんですか, SMTPサーバってなんですか。 |