毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現 |
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日替わり ひとことENGLISH |
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061 Let's face it. (実の話が。。, 現実的になろう) 文字通りには「それに直面しましょう」。 この it は漠然とした状況を表していて make it (間に合う,うまく行く)の it と同じ。 夢と希望と理想と憧れを追っていたとき, こんな言葉が出ることも人生あります。 例1: Let's face it. You have too high ideals. 現実的になろう。 君は理想が高すぎる。 例2: "How much is the vase we borrowed from the museum?" "They say it is valued at 10,000,000 yen." "It's been, let's face it, broken." 「博物館から借りたあの花瓶,いくらですか」「1000万円の価値があるそうだけど」「実は, 割れちゃったんですけど。。」 062 Not just a pretty face. (見かけだけじゃない) 見かけだけじゃなく能力もあるという意味のおどけた表現。 男女問わず人間はもちろん, クルマやパソコンなどマシーン系につかえますが, 検索をして調べた用例は女性と機械類についてが多く男性について使っているのはちょっと少な目という印象です。 このまま主語や動詞をともなわずに使う場合が多く, もし主語や動詞を入れるなら She's not just a pretty face. のようにbe動詞を使って処理してしまうようです。 SVC文型になって文法的には変ですが。 例1: You've been admitted to the University of Tokyo ? Not just a pretty face, are you ! 東大に受かったんだって。 君って見かけだけじゃないんだね。 例2: "Neat car, isnt it?" "It's not just a pretty face. It can fly, too."「かっこいいクルマだね。」「見かけだけじゃなく性能もいいんだ。 空も飛べちゃうんだ」 063 Is my face red !(ああ恥ずかしい) Boy (おやまあ) Man (ああ) のような間投詞を伴なうことも多いようです。 過去形 Was my face red ! なら「ああ, 恥ずかしかった。」 検索したら自分の恥ずかしい経験を書いた後 I wanted to dig a hole and crawl into it!「穴を掘ってそこに這って入りたかった」という表現を添えているのを見つけました。 日本語の「穴があったら入りたい」と発想は同じです。 例1: Man, was my face red! I spent the whole morning without noticing the zipper was open! ああ恥ずかしい。 ズボンのチャックが開いているのを知らずに朝じゅう過ごしていた。 例2: "Gluck, gluck.""Mom! This water is not for drinking. It is for washing your hands." "Oh, boy, is my face red!"「ゴクゴク」「おかあさん! この水は飲むためじゃなくて手を洗うためのです」「まあ恥ずかしい」 064 what's-his-face (what's-her-face) (ほら誰だっけ) 顔はわかるけど名前が出てこない。 そんなときの表現です。 私は人の名前を覚えるのが苦手なのでこの言葉は重宝しそうです。 これ全体で一つの名詞のようにして使います。 ハイフンがないことも。 例: I came across old what' s-his-face in the train yesterday. 昨日電車で偶然,ほらあの誰だっけ, あの男に会ったんだ。 065 〜 is written over(on) one's face(〜と顔に書いてある) 日本語と同じ発想なので使いやすい。 have 〜 written over(on) one's face のように表しても良い。 また付帯状況の with を使って with 〜 written over(on) one's face (〜と顔に書いてあって)とすることも可能。 例1: When she appeared in a gorgeous dress, "have you ever seen this" was written over her face. 彼女が豪華なドレスで現れたとき, 「こんなの見たことある?」という顔をしていた。 例2: You have joy written over your face. What's happened? うれしいって顔しているけど何があったの? 例3: The man appeared in court with innocence written over his face. 無罪だと顔に書いているように男は法廷に出頭した。 066 Far be it from me to 〜(〜する気はないんですが;〜するなんて滅相もないのですが;〜するとは差し出がましいですが) 誰かを批判したりアドバイスをしたりするときに使います。 聖書に起源のある気取った古めかしさがミソ。 人を批判するとか人に忠告するなんて気はないという振りをしつつ, 余計な口出しをするというイヤミったらしさもあるようなので, 使うのが難しい表現かもしれません。なおネイティブの中には from を for にして表す人も少なからず見られますが, to不定詞の主語を表す for と間違えた誤用です。 例1:Far be it from me to poke into your life, you should stop going out with him. あなたの生活を詮索する気はないんですが, 彼と付き合うのは止めたほうがいいんじゃないですか。 例2: Far be it from me to correct you, the capital of Nigeria is Abuja, not Lagos. 間違いを指摘するとは差し出がましいんですが, ナイジェリアの首都はラゴスではなくアブジャです。 067 Far from it.(それどころか,とんでもない) 高校生の英文法で否定構文というのを勉強します。 その際,肯定文で否定を表す表現というやつに触れるのがお決まりでその中に far from 〜 というのが出てきます。 例えば He is far from an honest politician. (彼が正直な政治家だなんてとんでもない)のような文です。 この far from を使ったのが今回の表現。 前の文を強く否定します。 例: "Have you finished the assignment Mr. Tanaka gave us?" "Far from it. I don't even know what assignment he gave us." 「田中先生の出した宿題終わらせた?」「それどころか,どんな宿題なのか知らないんだけど」 068 So far so good .(今のところ順調) so far は「今までのところ = until now」。 これに so good 「とても良い」が合わさった表現。 「これからは悪くなるかもしれない」というニュアンスもあるようです。 例: "How is the computer you've got ?" "So far so good." 「新しく買ったコンピュータはどんな調子?」「今のところイイ感じ。」 069 How far have you got with 〜? (〜の進み具合はどう?) 進行状況を尋ねる表現。 さらに so far を文末につけることも。 答え方の例: もう終わりました。 I have already completed . ほとんど完成です。 I have just about completed これから始めます I'll get down to it. 例1: "How far have you got with the work I told you to do?" "I'll work on it tonight, so just wait until tomorrow morning." 「やれって言った仕事はどの程度やったのかね」「今夜やります。 だから明日の朝まで待ってください。」 例2: "How far have you got with the research so far?""I'm struggling." 「リサーチは今のところどのくらい終わったの?」「奮闘中です。」 070 I know the feeling.(その気持ちわかります) 最近の入試の長文問題でも見かけることがあるのが empathy という言葉。 sympathy は「同情」で empathy は「感情移入;共感」 。 sympathy より empathy の方が相手の身になって喜怒哀楽を分かち合うという感じがします。 そう言えば英語の文章を読んでいると indentify 「自己同一視する」とか share 「分かち合う」という語にたびたび出くわしますが, これら empathy と繋がるものがあるように思えます。 こんな言葉を持っている英語圏の人間は, さぞ, ジコチューにならずに相手の立場に立って考え行動するんだろうなあと思いたいのですが, 某国などどうなんでしょうか。 かの国の大統領の顔がテレビのニュースなどで出てくると私,リモコン・ピッをしてしまうんです。 その気持ちわかります? 例: "I was shouted at by a client this morning. That made me feel small. " "I know the feeling. I am often shouted at by the boss." 「今朝客に怒鳴られてね。 しょげてしまいました。」「その気持ちわかります。 私などよく上司に怒鳴られますから。」 |