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z086 (08月19日) 食品を使う慣用句(8) bread buttered on both sides 「安楽な生活」 直訳: 両側にバターが塗られたパン 例文: They used to work to earn their daily bread, but what they want now is their bread buttered on both sides. 昔彼らは日々の糧を得るために働いたが今彼らがほしがっているのは安楽な生活だ。 前回の know which side on'e bread is buttered on と似ているお膳立てです。 しかし, 使用頻度は今回の方が明かに少なく google で検索しても900程度しかヒットしません。 この中には文字通り「両側にバターが塗られているパン」として使われているものも含みますから, 慣用表現としての bread buttered on both sides の使用例はさらに少なくなると思われます。 検索して出てきた用例を見ると, コロケーションとしては want, have, like の3つが圧倒的に多く, また, 辞書にはそう表示されていませんが, 所有格を伴なうのが普通のようです。 さて以下は直接今回の慣用句と関係はありません。 弊サイトの別コンテンツのご紹介と思って読んでいただければと思います。 今回の慣用句を検索したところ, アンデルセン物語からの翻訳と思われる文に出会いました。 Not everyone gets his bread buttered on both sides and powdered with sugar. My King and Queen had none of that. They were compelled to go to school and learn what they had not learned before. という文です。 この原文のデンマーク語を探したところ以下の文が見つかりました。 Ikke alle erholder smør på begge sider af brødet og sukker ovenpå! Det fik hverken min konge eller dronning; De måtte gå i skole og lære hvad de tidligere ikke havde lært. これらの文のデンマーク語と英語の単語の対照表を作るとこうなります。
短母音・長母音・二重母音が合わせて40余りもあることからわかるように(英語は25前後),デンマーク語は発音が非常に難しく, 正しく聴き取ることが絶望に近い言語です。 しかし書いてあるデンマーク語はご覧のように, 理解しようと思えばできなくありません。 文法そのものは英語の知識があれば簡単に感じるはずです。 英語以外に別の言語を勉強しようとするなら, デンマーク語はどうでしょうか。 という趣旨で, 『インターネットでイタリア語を学ぶ方法』に次ぐ英語以外の外国語の学習コンテンツとして, 弊サイトでは新たに『Hvad med DANSK? デンマーク語はどうですか〜趣味のデンマーク語のススメ』 というコンテンツを制作中です。 制作途中ながら一部のコンテンツはここをクリックするとご覧になれます。 ※上記の文のデンマーク語からの訳(英語から訳してもほぼ同じ): すべての人が両側にバターを塗って, その上に砂糖を塗したパンを手に入れるわけではない。 私の王や女王もそうではなかった。 彼らは学校へ行って以前学んでいなかったことを学ばなければならなかった。 |