回答:
【過去形】
動詞本来の働きは述語動詞として「私は車を使った。」の「使った。」のように主語がドウスル・ドウシタなどを表すことです。 そして述語動詞は必ず現在・過去・未来などの時を示しています。 つまり過去形は述語動詞の表す時の一つです。
【過去分詞】
動詞は述語動詞以外にも使います。 例えば「昨日使った車は調子よかった。」の「使った」は述語動詞の位置になく, 車の説明として使っています。
このように述語動詞以外の動詞の使い方のひとつが過去分詞で,動詞を形容詞や副詞と同じ使い方にするのが過去分詞の役目です。
具体的には (1)be動詞+過去分詞で受身の文を作る。 (2)have
+過去分詞で完了の文を作る。 (3)名詞+過去分詞(または過去分詞+名詞)で名詞を修飾する。 (4)主語や目的語の補足説明をする。 (5)接続詞を使わないで文と文をつなぐ。(これを分詞構文という) というような働きをします。
補足説明 1.一部の動詞を除いて過去形と過去分詞形は同じです。 語順や構文から形が同じでも区別はつきます。 2.
過去分詞は,名前が過去となっていても過去とは全く関係がありません。
おわかりでしょうか。
一言で言えば「過去形は動詞の時の表しかたの一つ。 過去分詞形は動詞を形容詞や副詞にするための形」ということです。
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