回答: この場合はどちらともとることができます。
もしこれが I read an article in the newspaper about Prof. Suzuki helping
other countries 〜 であったなら意味上の主語+動名詞でとらえるのが自然です。
それは Prof. Suzuki
が固有名詞なので, これ以下を限定用法の関係代名詞節で 置き換えることができないからです。 正 〜 about Prof. Suzuki, who
is helping other countries 〜
誤 〜 about Prof. Suzuki who is helping other countries 〜
★限定用法で置き換えられないということは形容詞の働きをしていないということですから分詞ではなく動名詞ということになります。
次の場合はどうでしょうか。 She
is proud of her father working for world
peace.
日本語なら「世界平和のために働いている父親を彼女は誇りに思っている」と訳せるので分詞の形容詞的用法と見るかもしれません。
しかし英語では同一の種類が一つしかないと考えられる場合は, 関係代名詞を使うと非制限的用法で表すのでこの文も
She is proud of her father, who is working for world peace. としか書き換えができないためこの working
は動名詞と見るのが自然です。 つまり「父親が世界平和のために働いているのを誇りに思っている」が適切です。
(もっとも再婚して父親が複数いれば She is proud of her fahter who
is working for world peace. も可能になり上の文は形容詞的用法とも動名詞とも取ることができてしまいます。)
問題文の場合,
(1) I read an article in the newspaper about a Japanese professor who is helping other counties make paper from banana trees.
(2) I read an article in the newspaper about a Japanese professor, who is helping other counties make paper from banana trees.
(1)(2)両方あり得るので動名詞とも分詞の形容詞的用法とも捉えることができます。
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