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毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現
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411   surely (きっと; [否定文で]まさか)
「きっと〜に違いない」という意味なのが surely 。  話者の確信・自信の気持ちが出るようで強調するには助動詞 must と併用します。  certainly も話者の強い確信を表しますが「違いない」というより「確かに〜だ」と断定する感じがするようです。 助動詞 must は現在の確信を表し「雨が降るに違いない」のような純粋な未来の判断には使うべきではないようです。 未来を判断して「きっと〜だろう」は will surely/certainly +原形 ; be sure to +原形; be certain to +原形; I'm sure +節 を使うのがよいでしょう。
なお surely が否定文で使われると「まさか〜ではないでしょうね」という疑惑の念が出ます。





412   Surely not.  (もちろん違う; まさかそんなことはないでしょうね)
前回の surely は文頭・文中で使う用法。 今回は単独で使う用法です。  主にアメリカ英語で, Surely が「もちろん」(= Of course; Sure) の意味になることがあります。  この surely にさらに not がつくと, 「もちろん違う」という意味になるのは Of course not.  の類推から容易にわかります。
Surely not. にはもう1つ, 前回の surely と同じく「まさか」の意味もあります。 この場合は「まさかそんなことはありえないでしょうね?」という驚きや疑惑に念を押して尋ねる感じが出ます。 別の表現で言えば Don't tell me. です。
Surely not のあとに語句が続くこともあります。 この用法で有名なのがキリストの『最後の晩餐(The Last Supper)』での弟子達の言葉。 キリストから裏切り者がいると言われ驚いた11人の弟子達が「主よまさか私ではないでしょうね」 Surely not I, Lord. と言ったのに対し, 当事者のユダ(Judas) のみが Surely not I, Rabbi. 「師よ,まさか私ではないでしょうね」と言ったというものです。
なお「まさかそんなことはありえないでしょうね?」の場合, 相手の言葉に対して発することはもちろん, 自問自答の形で使う用例を多く見かけます。
例1: "It's you who has scraped my car." "Surely not!" 「私の車に傷をつけたのはお前だな。」「もちろん違います。」
例2: "Mr. Watanabe said he'd decided to leave the company and walk across the Eurasian Continent with his dog Alexander.""Surely not!  His do g is a Yorkshire terrier!" 「渡辺さん会社辞めて愛犬アレキサンダーとユーラシア大陸を歩いて横断することに決めたんだって。」「まさか。 彼の犬, ヨークシャーテリアよ。」
例3: What is my purse doing here empty?  Surely not a sneak thief?!   なんでボクのからっぽでここにあるんだろう。  まさか空き巣?!
What is 〜ing は 044 参照




413   Surprise! (驚いた?; ドッキリでした〜)
本人にないしょで友達が計画準備する誕生パーティ, いわゆるビックリ・パーティ(a surprise party) の決まり表現。 日本語では何と言ったらいいか考えましたが, どうも適切な言葉が思い浮かびません。 友達・家族などが共謀して誰かをだますイタズラを昔のテレビ番組のタイトルから「ドッキリ」といい, ネタをばらすときに「ドッキリでした〜」とか言うのは比較的聞かれますが, 強いて言うとこれが一番近いのかもしれません。 
ビックリ・パーティや人をだますイタズラそのものが一般的ではない日本文化では使う機会がなさそうですが― と書いたのは2003年のこと。 あれから年月が経って日本語でも「サブライズ」というカタカナ言葉がマスコミを通して根付いてしまいました。 こちらは「驚かせる物」という意味で使っているようですが, これには私が surprise させられました。 でも私個人は英語圏の文化をそのまま入れるような態度で日本語に必要以上にカタカナ言葉を増やすのは好ましいと思っていないので, 「サプライズ」という言葉を使う輩を見るたびに内心バカにしております。
さて, surprise そのものは「驚かせる者・物」で 下の例のようにいろいろ使えます。  






414   Surprise, surprise ! (これはこれは驚きだ; 驚いた? )
前回の Surprise! を2回(または3回)繰り返すのが今回の表現。  前回が「ドッキリでした〜」と相手を驚かすだけに使うのに対し, こちらはどちらかというと驚いた本人も使う(と言うよりこちらが中心)という点が異なります。 日本語と同じく皮肉を込めて「こりゃ驚いた」と言うニュアンスもあるようです。 




415   I swear (誓って言う, 断言する)
swear は「誓う」。 これから意味を広げて「誓って断言する」となったもの。 断言する相手は前置詞 to 〜 で表します。
ところで swear には汚い言葉を使う」の意味もあります。 「誓う」が「汚い言葉を使う」に意味が広がったのは「畜生!」という意味で Jesus! とか By God! など「神に誓う」ときの言葉を使用することから派生したものです。




416   I could have sworn (that) +主語+過去形 (〜したことは確かだ)
could have sworn は仮定法過去完了で「過去」のことについて「〜したことは誓えば誓うことができるほど確かなことだ」というのが元の意味。 したがって本来は現在形が続くことはありません。 

例1: I could have sworn that I heard someone snoring under my bed last night, but maybe I was dreaming.  誰かが私のベッドの下でいびきをかいているのが聞こえたのは確かだけど, ひょっとしたら夢を見ていたのかもしれない。
例2: I could have sworn I put the key on the table.  I wonder where it is now.  カギをテーブルの上に置いたのは確かなんだけどどこへ行ってしまったのだろう。




417   Don't sweat it.  (心配するな)
中学生か高校生の頃 sweat (汗/汗をかく)は下品な響きがあると知って汗の臭いが気になる年頃の私は「ほう」と思ったことがあります。  手もとの辞書を引いてみると, 「女性に関して用いると下品なので perspiration/perspirate を用いる」というと注がついてます。 やっぱりそうなのかと納得しつつその辞書に目を走らせると3行下に sweat の使用例として The sweat stood on her face.  「彼女の顔には汗がにじんでいた」なんて文をしっかり載せている。 どっちやねん? というヤツですね。 
さて今回の用法はこの辞書によるとアメリカ用法のようです。 他の辞書にもそう出ているのでこちらは「異議なし」ですみそうです。





418   No sweat.  (お安い御用; 造作ありません; かまいません)
人から何か頼まれたときに「いいですよ。」と承諾するときの言い方。  「汗なんかかかないほど簡単にできますから」ということでしょう。 有名な No problem. と同じ意味です。 単純に google で検索したヒット数で比較すれば 566万件 vs 15万1千件で no problem の圧勝。 という訳でたまには no sweat も使ってあげましょう。




419   swell  (とてもよい, すばらしい; いきな; いかす)
ふつう swell は動詞「ふくらむ」。 これが形容詞だと excellent; very good; stylish といった意味になります。  
Merriam-Webster によるとこの用法は1785年から見られるようです。 アメリカの口語表現なので仮にアメリカ生まれだとすると1776年の独立宣言と1783年のイギリスのアメリカ独立の承認を経て1787年に合衆国憲法が制定されるまでのころに誕生した訳で, その時代背景を考えると当時の希望に溢れた人々の心意気が感じられなくもありません。
意外と古い意味用法のせいでしょうか, ロングマン英英辞典ではこれを old fashioned (古臭い)としています。 日本語でもかつては「いかす」という死語があるように, どの言語も「いい」という概念を表す言葉には流行があります。 ロングマンの注釈通りであればこの swell はさしずめその「いかす」にあたる古風な響きがあるでしょう。




420   tacky  (みすぼらしい, 安っぽい, ヤボな, 悪趣味の)
下品な, 安っぽい, 趣味が悪い, みすぼらしい, 野暮, 派手。。。  という具合に悪口雑言の形容詞。 「タッキー」などというと滝川とか拓也といった名前の人物につけるあだ名のように聞こえて, 日本人の耳には悪くない響きですが。。 

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