毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現 |
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日替わり ひとことENGLISH |
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041 That'll be the day . (そんなこと起きるわけないだろう) 私が若かった頃リンダ・ロンシュタッドという歌手が歌っていた歌のタイトルがこれ。 検索してみたらビートルズも歌っていたようです。 といっても彼らの作品ではなく, もともとはバディ・ホリーという1950年代に活躍した歌手の持ち歌だということも判明。 そういえばバディ・ホリーの死を悼んで作ったと言われているドン・マクリーンの『アメリカン・パイ』という歌の歌詞に This will be the day that they die という1節があるのはそのためか, と1人納得しました。 例: You feel you will win 10,000 yen in the lottery again? That'll be the day ! また宝くじで一万円当たる気がするってったって? そんなこと起きるわけないだろうが。 042 Those were the days . (昔はよかった) 昨日と同じくこれも歌のタイトルにもなっている表現。 こちらはメアリー・ホプキンスというイギリス・ウェールズ出身の歌手が歌って世界的にヒットたウクライナ民謡です。 例: "Those were the days. All I had to do was just suck milk from my mother." said a five-year-old kindergartener. 「昔はよかった。 ただ母親の乳を吸っていればよかったんだから」と5歳の幼稚園児が言った。 043 live to see the day (when) +主語+動詞 (〜する日が来る) 「〜する日が来るなんて思っても見なかった」と言いたいならこの前に I never thought I would を, 「〜する日が来るのを望む」なら I hope to とか I wish I could などを付けます。 なお live to を取ってもOK. 。 例1: I never thought I would live to see the day the three Baltic countries would join EU. バルト3国が EU に加盟する日が来るなんて思ってもいなかった。 例2: I wish I could see the day my efforts pay off. 私の努力が実を結ぶ日がくればいいのに。 044 What is 〜 doing +場所の副詞(句)? (なぜ〜が。。にいる/あるのだ) 物や人が思いがけずある場所に存在する時に使います。 時に非難の気持ちがあります。 人間・動物が主語だと文字通り「〜は何をしているのか」の意味にも取れます。 例1: Ouch ! What's this thumbtack doing here ! イテ! なんで画鋲がこんなところにあるんだ! 例2: What is that girl doing there ? She is standing with boys in a line for the rest room. なんで女の子があんなところにいるんだろう。 あの子,男子といっしょにトイレを待って並でいるよ。 045 could(can) do with 〜 (〜があるとありがたい,必要だ) could を使うのは仮定法。 人に暗に要求する時に使うことができます。 例1: This karaage is very good. I could do with a glass of beer . このから揚げはとてもうまい。 ビール一杯あるとありがたいんだけど。 例2: Don't you think your car can do with a good clean? 君のクルマ洗う必要があると思わない? 046 What are you doing with 〜? (なぜ〜を持っているのか) 主語は you 以外でもOK。 不審・疑念の気持ちを暗示する。 例1: What is the boy doing with such a lot of money? なぜその少年はこんな大金を持っているのだろうか。 例2: What are you doing with my letter in your desk? なぜ私の手紙があなたの机の中にあるのですか? 047 What do you do with youself ? (何をしますか) What do you do ? でも同じ。 このあとに時を示す副詞(句)が来ます。 Google で検索すると What do you do? が 約115万件ヒットするのに対し,What do you do with yourself? はたった499件しかヒットしません。 よく使う表現ではないようですが, 逆に言うと with youself を付け足すと「あなた,英語知ってますね」って感じになってカッコいいんじゃないでしょうか。 例1: "What do you do with yourself during the New Year's Day?" "Just eat, laugh, and sleep." 「正月は何をしますか。」「ただ食って笑って寝ます」 例2: What would you do with yourself when a big earthquake should strike? 万一大地震になったら何をしますか? 048 That does it ! (もうたくさんだ。 我慢できない。) does にアクセント。 我慢できないことがまた起きた時に言う言葉。 ケンカ腰という感じがします。 例1: That does it ! You're always bossing me around and telling me to do this or that . I'm not your servant. もう我慢できない。 あなたはいつも親分風を吹かせてあれやれこれやれと言ってばかり。 私はあなたの召使じゃないんですからね! 049 That's done it ! (しまった,しくじった, へまをしてしまった) 前回の That does it ! は現在形でしたが,これを現在完了にすると意味が違ってきます。 何か悪いことをしてしまったときに言う表現で, You've done it など主語を変えても同じ意味になります。 例1: That's done it ! I've sent a confidential mail to the wrong person. しまった。 秘密のメールを間違った相手に送ってしまった。 050 What have you done with 〜 ? (〜をどうしてしまったのか) この do with 〜 は「〜を処理する」という意味の熟語。 実際は 43 や 44 のように使い方によっていろいろ意味が広がります。 with の後には「あなたに貸した金」だの「この間決めた計画」などの物はもちろん, 人が来ることも多いようです。 例えばいじめられた息子を連れていじめっ子の家に行ったお父さんが相手の保護者に対して「息子をどうしてくれたのだ!」と怒鳴るとか, 鏡の前にいる自分のやつれた顔を見て「どうしてこうなってしまったのだろう」とため息をつく。。というシチュエーションとか, 結構「処理する」という言葉から離れて奥深いものがある表現です。 例: What have you done with the paper here? I wrote myself an important note on it. ここにあった紙はどうした? 大切なメモをしておいたのだけど。 |