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085 (般) taboo 「タプー」 18世紀のイギリスの探検家ジェームズ・クック(=キャプテン・クック 1728-1879)は3回に渡る太平洋への航海でオーストラリア, ニュー・ジーランド, ハワイなど10余りの島々にヨーロッパ人として初めて到達し, イギリスやフランスなどヨーロッパ諸国によるオセアニアの植民地化の足場を固めた人物です。 キャプテン・クックの行為を功績と見るか過ちと見るかはその人の立場によって異なるでしょう。 ただ当時の船乗りが恐れていた壊血病を塩漬けキャベツを食べビタミンCを摂取して防げることを証明したこと, そして世界の言語に「タブー」という言葉をもたらしたことの2点は, 後世への遺産であると言えるでしょう。 トンガ王国は国をあげて学校でのソロバン指導に力を入れていることと武蔵丸などの力士やラグビー選手を輩出したことで日本でも知られている島国です。 (たまたま現在2005年5月トンガ国籍のラグビー選手が六本木で暴力事件を起こしたことが話題になっていますが) 面積748平方キロ。 人口11万。 カボチャ, ココナッツ, バナナなどの農作物の栽培と漁業, それに観光が主産業の平和な国。 イメージ検索(地図を含む) キャプテン・クックがトンガに初めてやって来たのは1773年。 住民の友好的な態度に感激したのか彼はこの島を Friendly Island と名付け, さらにもう一度1777年にも立ち寄っています。 この2回目の航海記録 A Voyage to the Pacific Ocean に現地の言葉でき忌避を意味する taboo を紹介し「非常に包括的な意味があるが一般的にはあることが禁止されているのを意味する。 例えばあるものを食べたり言ったり使ったりすることが禁止されると, 『それは taboo だ』と現地の者は言う。」と記しています。 (taboo を現地の言葉で表すと tabu となり「神聖な」という意味のようです。) では具体的にトンガでは何がタブーであるのか現地の人のカキコミから幾つかあげてみましょう。 ちなみにトンガのインターネット使用者数は2,900人(2002年 CIA -The World Factbook より)だそうです。
ついでにトンガから北西に約2000kmにあるツバルと約5000kmにあるトラック諸島でのタブーについて同じくカキコミにあったものから幾つかあげてみましょう。
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