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ぶらりボキャブラ散歩 気まぐれ英単語 アーカイブス(全ファイル一覧)
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012 (般) alligator, crocodile 「ワニ」 昔から英語の授業で使われている古典的ジョークがあります。 その一つがこれ。 (脚色されています。) 日本に観光旅行に行くことになったアメリカ人のトーマスさん, あいさつ程度の日本語は覚えておこうと会話書を買って勉強しました。 その本は日本語が英語に近い音の単語で言い換えてあるので外国語が苦手な彼でも大丈夫。"Good morning."は Ohio , "I don't understand." は What carry mass yen 。 "No" は Damn may days ... 俄仕立ての日本語を頭に叩き込んで日本にやって来たトーマスさんに,いよいよ覚えた日本語を使う機会がやってきました。 おいしいものをたらふく食べて膨れたお腹のせいでズボンのジッパーを開いてしまったのも気付かずに観光に夢中の彼に, ガイド役の日本女性がさりげなくそのことを教えてくれたのです。 でも気が動転して頭が真っ白。 ちょっと間を置いて出てきた言葉が "Crocodile goes I'm ass! " このジョークがわからない方のために。。本当は crocodile ではなく alligator [アリゲイター]と言えばよかったのです。 日本語ならワニで済ますところを, 英語は crocodile と alligator に大き2つにく分けています。 ではどこが違うのか,調べてみると
語源は両方とも「とかげ」で crocodile はギリシャ語, alligator はスペイン語の定冠詞 el とlagarto (=lizard) がくっついて変形したものです。 crocodile がヨーロッパでも古くから知られていたのに対し, alligator が新大陸発見以降知られるようになったのはその元になった言語が物語っています。 なおスペイン語では lagarto は「とかげ」と alligator の2つの意味があるようです。 ただ普通は alligator も cocodrilo (= crocodile ) と言うようで他に caimán , jacaré , yacaré などとも言うようです。 さてそれでは最後はこんな言葉遊びで締めくくりましょう。 「さよなら三角,また来て四角」と同じ韻を踏んでいる別れの挨拶です。 "See you later, alligator!" (また後でね。) "In a while, crocodile!" (上の返答で;しばくしたらね) |
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