2007年早稲田大学法学部現役合格体験記
以下は弊塾(本町受験英語)の塾生であったKM君(県立CH高校卒)より寄せられた合格体験記です。  
高校一年の冬頃からこちらのお世話になり、今年の春現役で早稲田大学法学部に合格したOBです。


 私がこの教室のお世話になろうと決心した理由は、自主勉強による文法や構文の理解が限界だと感じたのと、そろそろ受験のための勉強を始めたほうがいいと思ったからです。また、集団塾の持つ雰囲気に自分が合わないというのもここを選ぶ理由となりました。
 入塾してから約一年の間は、学校の教科書、定期テストを用いて先生に弱点分野を見付けて頂き、その穴を埋めるという作業を続けました。また、それと並行して単語の暗記をしていきました。その後は、私の志望する大学と似た傾向の文法問題を出題する大学の過去問を先生に選んで頂き、それをひたすら解きました。また、先生から宿題として頂いた長文読解を、一題10分以内というノルマを自分に課して解き進め、自己採点をした上で間違った問題ないしは疑問に思った点を先生に質問、解説して頂いていました。


 英語以外の科目については、Z会を中心にして勉強していました。本腰をいれて受験勉強を始めたのは高校三年からだったのであまり偉い事は言えませんが、世界史/日本史や化学など努力の積み重ねがものをいう科目は、学校での勉強を通じて一つ一つ確実にものにしていかなければ受験直前期に泣くことになるので早めに勉強を始めておくことをお勧めします。こういった科目に足を引っ張られて希望する国立に出願して足きり食らうほどバカなことは無いです。高一、高二のうちに大まかなことが理解できているかいないかで高三での追込みのスピードが決定的に変わってきてしまいます。


 今振り返ってみると、反省点だらけの三年間でした。これをお読みの方は、私と同じ轍をふまないよう、しっかりと先生の下で英語を身に着け、自主ベンで他教科を固めて第一志望の合格を勝ち取ってください。
KM君の場合, 合格の決め手は英語力というよりは国語力にあったと思います。 国語力がある― 言い換えると日本語の読解力・表現力がある― ということは国立大学や早慶上智レベルの大学に合格するには欠かせません。 


かつては生徒宅に出張授業をすることがありました。 それで気づいたのはいわゆる有名校に合格した生徒は例外なく部屋の本棚に「まともな」本が詰まっていたこと, そしてその中に年齢には合わない児童向けの本がったことです。 これは小さいころから読書の習慣があった証拠です。 


KM君の自宅でも教えていたことがありますが, やはり同じ環境でした。  同じ早稲田大学の政経学部に合格した生徒が, 子供のころに親に連れられて図書館に行ったがそれが役に立ったのかもしれないと言ったことを思い出します。 幼いときから活字に親しむようにするご両親の育て方は, 蒔いた種が育ってやがて花が咲くように, お子さんの生涯でもいつか花開くことになるでしょう。


KM君には一つ特殊な事情がありました。  KM君は帰国子女で英語の基礎を学ぶ中学生の時期に渡米したため, 英語をなんとなく理解するのに慣れていながら, 日本で英語を学んだ高校生ならふつうに知っている文法事項に欠落しているところがありました。  まったくわからないわけでないというのは実はもっとも面倒なのです。 知識の網目のほころんだ部分を探し繕うことは時間がかります。 また過去にさかのぼって勉強するのは焦燥感を生みますし, 何よりプライドが許さない部分もあります。


そのような背景から, 暗記物の問題を解くの苦手でした。 ですから発音問題から語彙, 文法, 作文, 英文和訳等あらゆる形式で満遍なく出題する中央大学法学部のような問題は向きません。 全般的に明治や法政など六大学は暗記による知識を見る問題よりも読解力を見る問題が多く,  早稲田の出題形式は性に合っていたのが合格の理由の一つでしょう。


もう一つ, KM君の合格のポイントは, 自分で勉強できる習慣を身に付けていたことです。 何から何まで塾や予備校に頼って教わろうという意識を持っていたのでは六大学レベルの合格は難しいのです。 と言ってまったく独学でするのも頼りありません。 自分の勉強の補完として弊塾のような場を利用する, そんな勉強法が功を奏したと言えるでしょう。
(塾長記)