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z180 (01月04日) トランプ遊びが起源の慣用句(1)


keep a poker face 「無表情でいる」


直訳: ポーカ・フェイスを保つ
例文:  Pretending to be cool, he tried to keep a poker face, but his eyes were twitching.
彼はクールを装い無表情でいようとしたが, 目がぴくぴく引きつっていた。





言うまでもなくポーカが起源の慣用句。 この慣用句の文献初出はさほど古くありませんが(1835年), ポーカ自体の歴史は長く, その原形はヘンリー8世(1491-1547)やシェークスピア(1564-1616)も遊んだと言われる Primero というスペイン起源のカードゲームと言われています。 これは3枚のカードで遊ぶもので, 同じランクのカードを3枚集めたり(現在のスリーカードにあたる), 2枚集めたり(現在のペアにあたる), 同じ種類のカードを3枚集めたり(現在のフラッシュにあたる)するのが手役(hand)でした。 


これが18世紀には5枚のカードでプレイするようになり, イギリスでは Brag,  ドイツでは Pochen, フランスで Poque と言われ, ヨーロッパじゅうに広がりました。  これらは「自分の手役が上だとはったりをきかせて自慢する」という意味からの命名です。 


ヨーロッパ生まれのこのカードゲームは, やがてルイジアナに移民したフランス人によってアメリカにもたらされました。 アメリカがフランスからルイジアナを買収した1803年の時点では Poque は20枚のカードで遊ぶものだったらしいですが, 1830年代には poker と名前を変え52枚で遊ぶゲームになりました。 ポーカはミシシッピ川の蒸気船を通して南部に広がり, やがて一攫千金を夢見る開拓民にたちの社交の場の「嗜み」として西部に広がりました。  こうしてポーカはソリテアに次ぐ豊富なバリエーションを持つ, アメリカを代表するトランプ遊びとして定着しました。