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ぶらりボキャブラ散歩
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z116 (10月6日) 動物を使う慣用句(15)


kill the goose that lays the golden egg(s) 「目先の利益にとらわれて将来の利益を逃す」


直訳: 金の卵を産むガチョウを殺す
例文: The company fired several veteran workers, only to kill the goose that lays the golden eggs. .  
その会社はベテランの労働者たちを首にしたが, 結果的に目先の利益にとらわれて将来の利益を逃すことになった。


イソップの寓話が起源。 しかしイソップ寓話では goose ではなく hen (めんどり)として訳してある場合もあります。 詳しくは http://www.mythfolklore.net/aesopica/perry/87.htm


英語以外の言語では圧倒的にめんどりが優勢です。 以下はすべて「金の卵を産むめんどりを殺す」の意味。
フランス語 tuer la poule aux oeufs d'or
イタリア語 uccidere la gallina dalle uova d'oro
オランダ語 de kip met de gouden eieren slachten 
デンマーク語 slagte hønen der lægger guldæg 


ドイツ語だけは「金の卵を生むガチョウ」 die Gans, die goldene Eier legt という慣用句があるようですが, 「殺す」を伴なわず「利益を生むもの」という意味で使っているようです。





would not say boo to a goose 「気が弱い」


直訳: ガチョウにベロベロバーと言わないだろう
例文: The boy was brought up  like a girl, and he would not say boo to a goose.
その少年は女の子のように育てられ, 非常に気が弱い。


would は仮定法。 他に cannot になることもあります。
この boo は非難するときの間投詞ではなく赤ちゃんをあやすときのベロベロバーにあたる間投詞。 しかし本来は boo ではなく動物を駆るときの掛け声の shoo 「シッシッ」であったとようです。 


ガチョウはヨーロッパの諸言語では「バカ」の意味を持っているようですが, それからもわかるように古くから間抜けで御しやすいものと見なされていたようで, そんなガチョウにさえ声をかけられない者は気弱だ― というのがこの慣用句の起源です。