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z115 (10月5日) 動物を使う慣用句(14)


cook sb's goose 「計画(チャンス)の邪魔をする」


直訳: 人のガチョウを料理する
例文: He was going to break into the house, but his goose was cooked when his partner chickened out.
彼はその家に押し入ろうとしたが, 相棒がびびって計画はだめになった。





ほとんどの辞書は表題のような能動態にしていますが, 実際は例文のように受動態で使う方が多いようです。


起源がまったく不明の慣用句です。 ただわかっているのは, 1850年, イギリスの聖職位階制を復活させたローマ法王が翌年1851年にアイルランド系のスペイン人ニコラス・パトリック・ワイズマン枢機卿(1802 - 1865)を初代ウェストミンスター大司教に指名したことを歌ったバラッドの一節が初めてこの慣用句が文献に現れた記録であることです。


If they come here we'll cook their goose
The Pope and Cardinal Wiseman.
もしあいつらがここに来たらあいつらの計画をだめにしてやる。
法王とワイズマン枢機卿が来たらな。


この歌の作者はおそらく反カトリックの人物でしょう。 当時, 英国教会にカトリックの教義を復活させるオクスフォード運動があり, 英国民にカトリックに反感を持つものが少なくありませんでした。  ワイズマン枢機卿はオクスフォード運動に同情的でしたが, イギリスにあった反カトリックの感情を緩和することに務め成功しました。