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z018 (06月12日) 人名を使う英語の慣用句(2)    


その1    その3


07 Barkis is willin'  
意味: 喜んでします。 (I'm ready)
直訳: バーキスは喜んで
例文: "Will you try this cake?""Barkis is willin'"
          「このケーキ食べてみない?」「喜んで。」
起源: ディケンズの『デイヴィッド・コパーフィールド』の登場人物(御者)の名前。 ディヴイッドに頼んで彼の乳母のクララ・ペゴティへの手紙に「バーキスは喜んで」と書き添えてもらう場面の言葉。 
(原文) 第5章より
'Well. I'll tell you what,' said Mr. Barkis. 'P'raps you might be writin' to her?'
'I shall certainly write to her,' I rejoined.
'Ah!' he said, slowly turning his eyes towards me. 'Well! If you was writin' to her, p'raps you'd recollect to say that Barkis was willin'; would you?'
'That Barkis is willing,' I repeated, innocently. 'Is that all the message?'
'Ye-es,' he said, considering. 'Ye-es. Barkis is willin'.'
「あの, すいません。」 バーキスさんは言った。 「ひょっとして彼女に手紙を書くのではないですか。」
「もちろん書くつもりだ。」 私は答えた。
「ああ」 彼は目をゆっくり私に向けながら言った。 「ではもし手紙を書くなら, バーキスは喜んでと言っていたと忘れずに伝えてもらえたらいいのですが。」
「バーキスは喜んで」 私は知らばくれて繰り返した。 「伝言はそれだけ?」
「え..ええ」 彼はよく考えながら言った。 「え..ええ。 『バーキスは喜んで』と。」




08 all my eye and Betty Martin
意味: ばかばかしい話 (nonsense) 《旧イギリス口語》
直訳: 私の目とベティ・マーティン
例文: That's all my eye and Betty Martin.    ばかばかしい。 
起源: 1780年代のイギリスですでに使われていたと思われることと, それ以前に存在した all my eye に and Betty Martin が付加された以外は起源不明の慣用句。 
かつてBetty Marin をラテン語の Ora pro mihi, beate Martine という祈祷に求めていたがその句が存在しないことと文法的に間違っていることから否定されている。 ただし http://www.worldwidewords.org/qa/qa-all3.htm によるとこのサイトの管理者 Michael Quinion 氏は  Ora pro nobis beate Martine という St. Martin に捧げる1500年代の祈祷の言葉をコペンハーゲン王立図書館にあるフランス語の時課(カトリック教の1日7回の祈りの時間)の書物の中で見つけ,  Betty Martin が beate Martine が崩れたものであったかもしれないと書いている。 



  

09 Bob's your uncle (Bob's yer uncle)
意味: 万事OK (イギリス口語) (Everything is all right.)
直訳: ボブは君のおじさんだ。
例文: All packed up.  Bob's your uncle.
         全部荷造りは終わった。 万事OK。
起源: 1880年代に登場した一種の流行語。 詳しくは『ひとことENGLISH』




10 have got a Buckley's chance
意味: 全くチャンスがない  (have no chance at all)
直訳: バッカレイのチャンスを持つ
例文: We've got a Buckely's chance of making it in time.
         時間に間に合うチャンスはゼロだ。
起源: William Buckley (1780-1856)というイギリスの囚人が流刑地のオーストラリアの刑務所から仲間と脱獄し仲間はすぐに刑務所に戻ったが彼は32年間原住民と暮らしたという史実から。 32年後出頭したときは英語を忘れてしまったが, その後恩赦で自由の身となり原住民との通訳の仕事をし, また脱獄生活を書いた本を出したという。





11 Buggins' turn
意味: 年功序列や前もって決めた順番にしたがって出世や当番を決めること。
直訳: バッギンスの順番
例文: According to Buggin's turn system, a veteran member from the XXX Party will be elected the next chairperson.
前もって決めた順にしたがって, XXX党のベテラン議員が次の町議会の議長に選ばれるだろう。
起源: ジャッキー・フィッシャ海軍元帥(1841−1920)がが1901年に初めて使った言葉。 バッギンスに相当する人物はいないようで, 単に得体が知れないことを示すために使われたようである。




12 give a sop to Cerberus   [発音:サーブロス]
意味: 窮地を脱するために役人に賄賂を贈る  (give a bribe to an officer to escape an awkward or dangerous plight)
直訳:  ケルベロスにソップ(牛乳やスープに浸したパン)をやる
例文: The politician tried to give a sop to Cerberus in vain.
          その政治家は賄賂で逃げようとしたが無駄だった。
起源:
 ケルベロスはギリシャ神話の犬で死者の国ハデスの番犬。 古代人はケルベロスのご機嫌をとるために死人の手にハチミツやけしの花の蜜で浸したケーキを忍ばせたと言う。


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