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毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現
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.ファイル63
621  Why, oh, why?  (なんでまた?)
悔恨の気持ちを表します。 単独で使ったり, Why 〜? の疑問文と組み合わせて使います。 why oh why oh why? のように何回重ねてもよいですが最後は why で閉めます。



622  wise guy  (知ったかぶりする人)
wise は「賢い」というプラスの意味と「知ったかぶりをしている」というマイナスの意味の二つあります。 a wise man とすると普通は「賢い人」というよい意味で a wise guy とすると「知ったかぶりをする人」という悪い意味になります。  だから Why are a wise man and a wise guy opposites? 「なぜ a wise man と a wise guy は意味が逆なのでしょう?」というとんち問答が存在するのです。



623  I don't wish to 〜, but ..  (〜したいとは思いませんが)
同じ意味では I don't want to 〜, but .. (〜したいとは思わないが)や I don't mean to 〜, but ..(〜するつもりはないが) の方がより一般的です。
wish を使う方が「もしできたなら」というニュアンスがあるので, want より柔らかく間接的に聞こえると思われます。
〜に入るのは interfere (口出しをする) offend you (あなたを不快な気持ちにさせる) hurt you (あなたを傷つける) say (言う) seem ungrateful (感謝していないように見える) seem harsh (厳しく思える) seem inquisitive (詮索好きと思える) seem rude (無礼に思える) などいろいろ考えられます。





624  I was wondering if I could/might 〜 (〜してもよろしいかと思いまして)
丁寧に相手に頼みごとをするときの表現。 変形として  I wondering if I could/might 〜 があります。 この4つの頻度を検索した件数から見ると以下のようになります。 
  1. I was wondering  if I could 〜 31,100件
  2. I wonder if I could 〜 28,500件
  3. I wonder if I might 〜 4,990件
  4. I was wondering if I might 〜 1,720件
could の場合, 今回の相手の頼みごとではない意味で使う場合もあるので一概にこの数字をもって頻度の比較はできませんが, I was wondering if I might 〜 が極端に少ないのが目を引きます。 口にして見ると心なしか, I was wondering if I could 〜 は言い易いけれど, I was wondering if I might 〜 はそうでないような気もするし。。 
例: I was wondering if I could have a glass of water.  水を一杯いただけたらと思います。



625  No wonder + SV (どうりで〜なわけだ)
wonder が「不思議」なので「〜なのも不思議ではない」と訳すことが多いですが, 視点を変えれば表題のような訳にもなります。
 No wónder のように wonder に強いアクセントがあり独特の抑揚が聞こえます。
 No wonder 〜. のあとに理由を付け足し「どうりで〜なわけだ。 。。。だから」のような構文にしてもよいでしょう。
例: No wonder it's awfully hot.  The foehn effect appears in the Kanto Region. どうりでひどく暑いわけだ。 フェーン現象が関東地方に現れている。



626  knock on wood (運が逃げませんように。;祟りにあいませんように。)
イギリスでは touch wood と言います。
自慢したり, 調子がよいとか自分にとって都合がいいことが起きているといった内容の発言をした後, その運が逃げないようにと祈る, 一種のまじないです。  (さらに運がない場合にも運を呼ぶまじないとしても使われることがあるようです。)
実際にテーブルとかドアとか木製の物を叩いたり触れたりして言います。 身近に木製のものがない場合, 頭を叩きながら knock on wood と言う場合もあるようですが「標準的」かどうかは不明です。


この由来は諸説あります。 例えば, 木は昔から魔力があると思われていて, 自慢をして応報の女神ネメシス(Nemesis) の祟りに合わないように木を触ったことからとか, キリスト教で幸運を祈るとき木の十字架に触ったからなど。
なお特にオークの木は威力があると見なされていたようです。
例: I’ve never had an accident yet, knock on wood. まだ事故にはあったことがない。 これからもあいませんように。




627  pull the wool over 〜's eyes (〜の目をくらます;〜をだます)
19世紀の半ばにアメリカで生まれた慣用句。 直訳すると「ウールを人の目のうえにひっぱる」。 このウールはというのは ウール製の powdered wig (かつて王・貴族などがつけていたカツラ。 イメージはここをクリック)のことで, これを目まで引っ張りおろして目を見えなくすることから「人の目をくらます, だます」へと意味が変ったと言われています。
ただし wool が戯語で「髪の毛」を意味するのでカツラではなく毛を目まで引っ張ったととらえるべきだと主張する人もいます。




628  Words fail me. (言葉が出てこない。)
驚いたり感動したり怒ったりして言葉が出ないという意味で, be lost for words と同じです。
「失敗する」という意味の fail の変った使い方で「いざというときに役に立たない」が元の意味。
他動詞の用法ですが, 自動詞としても使えるようです。
例: This is beautiful!  ... Words fail me.  これは美しい! 言葉が出ない。。



629  too 形容詞 for words (あまりにも〜で言葉が出ない)
too +形容詞にすれば何でもよいかというとそうではなく, google で検索してみるとかなり限定的であることがわかりました。
ではここでクイズ。 次の形容詞でヒット件数の多いベスト3を当ててください。 
bad   beautiful   boring  cool  cute  easy   foolish  funny  good glad  great   happy  hot    sad    silly   stupid  surprised


答え: ヒット件数の多い順
  1. cute   7470
  2. cool    6100
  3. beautiful    4890
  4. good     4190
  5. funny   3920
  6. hot   2520
  7. stupid    1930
  8. great   1720
  9. sad    954
  10. silly  671
  11. boring 612
  12. happy  596
  13. easy  263
  14. bad   223
  15. surprised 75
  16. foolish 67
  17. glad 9
意外な単語が上位にありまた意外な単語が下位にあることがわかります。
cool は「かっこいい」という意味で使っている場合がほとんどです。 ちなみに warm は1件だけでした。



630   Any word from 〜? (〜から何かメッセージある?;〜からの連絡はあった?)
〜には「人」が入ります。 例えば留守中にある人からの連絡がくる手筈になっていたとします。 そういうとき, 出先から帰って開口一番, 家人に言う言葉がこれでしょう。
例1: "Any word from John?" "No." "That's strange.   He was supposed to call us by seven." 「ジョンから連絡あったか?」「いいえ。」「それは変だ。 7時までに電話をよこすことになっていたのだが。」 
またある人からの謝罪,感謝などの言葉を期待している場合にも使うでしょう。
例2: "Any word from the manager?""Yes, he said sorry for the delay." 「マネージャから何かメッセージはあったか?」「はい, 遅れてスイマセンと言ってました。」


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